使い続けるということ。

インド ヴィンテージシェルフ チーク棚

それはとってもかわいい家具でした。
もうすでに売れてしまってお客様のもとへ嫁いでいったのですが....
とってもかわいくて、大事にするっていうことを改めて考えさせられた家具だったのでご紹介します。

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今回のブログの主役となる家具です。
はい、棚ですね。
使い込まれたチーク材の風合いがあったかくって、形もちょっと特徴的で、
うん、そう言われたら可愛いけど....と思って頂けたでしょうか?

そうなんです、かわいいんです。が、ネタにするくらいですから、もっとキュンポイントがあるわけです。

チーク 古材 棚 ヴィンテージシェルフ インド

まずは棚を正面から見てみましょう。
エッジもとれて、肌触りもむっくりとして何とも言えない触り心地。
これは新しい材では表現できない、歴史ですね。
ん?奥に半円の形を発見!

よく見ると半円型に抜き取られた部分に違う板材を埋め込んでいます。
節が抜けてしまった時などによく埋め込みますが、明らかに半円型に抜き取った痕のようですね。

チーク無垢材 古材 ヴィンテージシェルフ 棚 インド
チーク古材 無垢材 ヴィンテージシェルフ 棚 インド

あれ?下の段も?
同じように半円型の埋め込み。
これはもしや...

後ろに回って見てみましょう。
やっぱり同じ位置ですね。

チーク無垢材 古材 シェルフ 棚 インド

はい 「キュンポイント」!

想像するに....

きっと設置したい場所に配管か何かがあって、それをうまくかわすためにくり抜いて使っていたが、数年が経ち、別の場所で使う時に埋め込んだ。

という筋書き。(あくまで勝手な妄想です)
なんてすばらしい!そしてここがキュンポイントです!

埋め込まれた部分も決して最近のようではなく、すでに馴染んでいますね。使い続けるということはこういうことだな...とここで改めて発見したわけです。

改造もオーダー家具。

切ったり削ったりして、使いやすいように改造することに抵抗があるお客様は多いです。もちろん場合によってはけっこう費用がかかることもあるので、家具選びにおいては避けられない重要ポイントですが。

シンプルな例で言えば、椅子の高さを調整すること。合わせたいテーブルとの高さバランスは重要です。脚を少し切ったりすることで使い勝手は劇的に変わることがあります。

その他には....
棚の位置がスイッチの位置とかぶってしまって使いづらい
天井の梁が邪魔して置けない。 など...

カスタマイズの極意

お客様の事情をヒアリングしてなんとかできないかいっしょに考えることがうちの強みでもあります。今までも実現できた例はたくさんありますので、いっしょに考えましょう。

もちろんそのまま使えるに越したことはありません。
値の張るオーダー家具には手をだせないけれど、カスタマイズすることで自分だけの特別な家具ができると思えば、なんだかうれしくなりませんか?
セミオーダーの感覚で、完成家具をひとつの素材としてみれば、2次加工も抵抗なく考えて頂けるのかもしれませんね。

同時に、うちも加工してでも使いたい!と思える家具をご提供できるようにしないとな...とも思います。

無垢材だからできる継ぎ接ぎ

もちろん継ぎ接ぎ家具が良いということではありません。
継ぎ接ぎしても使える素材だからこそ、それが歴史として刻まれる、そのことが無垢材家具を使っていく醍醐味ではないかな...と思います。

こんなにくり抜くのはやっぱり躊躇しますが、その後の姿を見ると、こうやって使い続けることにもカッコよさを感じられますよね。

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