3Dには修理や加工に必要な家具部品がたくさんあります。
そして幸い、腕利きの職人がいます。
自分でできないけど、こんな風にしたい...という希望があれば、相談してみるのもありです。
昨年夏にコンソールテーブルをご購入頂いた方から引き出しに鍵を付けたいというご依頼をいただきました。
うちにある部品の中から、この部品を使って、鍵をつけることになりました。
建築中の新居で使うデスクを探しておられたお客様の特別な1台。
おうちの完成に合わせて作業開始です。
まずは、取付ける場所をイメージ。
いつもは作業途中の撮影が間に合わず、次の画像は...「はい出来ました~」になるのですが、
今回珍しく過程の撮影ができたので、一部始終とはいきませんが、
駆け足で、作業風景をダダダダ~~~~~っと、ご紹介しますね。
引出の底板、取っ手をはずし、取り付ける場所を決めたら、その場所に印を付けてマスキングします。
鍵BOXを取り付ける場所を彫り込みます。
部品のカタチに合わせて複雑な彫り込みが必要です。
仕上げはサンドペーパーで
続いて鍵穴部分。鍵穴も彫り込みタイプなので形に合わせて彫り込みます。
ちなみに左の穴は取っ手の穴です。
そして、埋め込み完了しました。
あとは底板をはめ込み、取っ手を戻します。
完成ーーー!
カチャン….鍵がかかる感触 なかなか心地良い。
おっと忘れてはいけません。鍵の受け部分も彫り込んであります。
いよいよ旅立ちのとき。
あなたの大切な家具、よりよく、楽しんで使い続けてもらうために、
加工修理のご相談承ります。
今回使った家具
コンソールテーブル2DRW
部品はこちらから→ 真鍮鍵類リスト
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