この前 ちょっと仕事の合間に…..
あのさ~これ直したいねん….とうちの修理マイスターに相談を持ちかけました。
長年我が家で愛用してきた出汁巻き器です。
何度もネジを締め直し、だましだまし使ってきましたが、
とうとうネジのところもバカになってしまい、
どうしようもなくなってしまいました。
別に特別なものでもないので、これを機に新調すればいいのですが、
というか、実はすでに新しい、別のものを購入してみたのですが、
やっぱり使い慣れたものがいいと….。
とりあえず柄を取り外してみると、やはり内部の木部は焦げてしまい、完全に痩せてしまっていました。ネジ穴のところもネジが効くどころかスコスコです。
「柄」そのものを取り替えるという選択肢もありましたが、
何年も使ってきた味のある、持ちなれたこの「柄」そりゃあ使うでしょ!
と、うちに幻のレストアラーが仕事でもないフライパンの修理に挑みました(笑)
まずは….炭になったところをワイヤーブラシで綺麗に削ります。
そして、ダメになったネジ穴を丸棒で塞ぎます。
丸棒に合わせ貫通させたネジ穴にボンドを入れて、丸棒をツッコミます。
出っ張った部分をノコでカット。
後は焼けて痩せてしまったねじ込む柄の根本部分をどうするか….です。
そう言えば、車の修理する時に使った耐熱パテがあったぞ!
マスキングしてパテ埋めよう!
探す
探す
探す
あった!
耐熱パテのチューブ発見~!!
押し出しても
で、でない….(笑)
なんと硬化してでませんでした><
違う方法をふたたび考える
考える
考える
考える…..
あ、アルミテープがええんちゃうか!
これならすぐ手に入りますよね。
アルミテープを必要な幅で切って、柄の軸の部分に巻いていきます。
差込口の穴に隙間なく収まるまで巻き続けます。
しっかり固定します。
マスキングが見えてますが、さっきのパテ修理策のなごりですので、
この場合には全く必要ありません。念のため(笑)
さっそく本体へ取り付けていきます!
余談ですが、先程から画像がブレブレですが、
サッサさっさと工程をこなしていく幻のレストアラーは写真ごときで手を止めてくれません(-_-;)
取っ手もなかなかいい感じのタイトさでフィットしました。
最後にネジで固定します。
いよいよ完成です。
完璧!
ビクともしません。
ボンドの乾燥時間を除けばものの10分程度で修理完成しました!
これでまた美味しい出汁巻きが巻けます!
ちなみにフライパンのお修理はお受けしておりませんので、悪しからず。
お困りの方は参考になさってください。
家具のお修理ご相談承ります。
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