啓蟄。
虫たちが目を覚まし、春を告げる季語。
その言葉通り、今日は暖かく街を行く人も軽やかな装いです。
そろそろダウンジャケットは着れないか….という空気ですが、まだ帰りは寒いので、手放せません。
さて、そんな街ゆく人に注目される3Dの真鍮看板。
毎日、寒い日も暑い日も、雨の日も台風の日も過酷な環境で耐え忍んでくれています。
元はこんなに金色の真鍮取手や部品たち。
外の看板と同じように並べてみました。
この状態でも古色仕上げをしているので、磨いてやるともっと金ぴかになります。
これから歳を重ね、外気にさらされ、酸化することで黒く変色していきます。
自然の力ってすごいですね。完全にガングロです。
錆びることはありませんが、緑青がつき、あえてそれを好む方もいらっしゃいます。お家の中での変化は相当時間がかかると思いますが、こうした変化を見ていくのも家具を使う楽しみになればうれしいです。
外看板
真鍮は少し擦るだけでも金色が蘇ります。右側の取手の一部をスチールウールでちょっとだけ磨いてみました。全体を金色にしたければ、ピカールのような研磨剤入りの金属磨き剤で磨けば、ピッカピカになりますよ。
取手などはよく触れる部分だけが自然に磨かれて金色を持続してくれるので、他とのコントラストがまた風格、貫禄となります。
お好みの取手に付け替えて、この春お家の家具をリニューアルしてみてはいかがでしょうか?
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